WoW等覚え書き

World of Warcraftに関するメモなど

WoW BfA 5man instance 攻略まとめメモ

今拡張はHorde側のPaladin(Holyスペック)のヒーラーをメインキャラクターにして遊んでいます。

in gameで実装されているプリメイド・グループ・ファインダー機能を使って、野良グループの募集に参加してMythic+をぼちぼちやってます。

ヒーラー視点になりますが、Battle for Azerothの5manの攻略をメモも兼ねて記録しておこうと思います。思いついたことを随時書き足して更新していく予定です。

スキルの詳細などの情報ソースはすべて、Wowhead内のFatbossTVがまとめたダンジョンアビリティガイドによるものです。それに加えて、自分で実際にプレイして感じたことなどを書いています。

 

01. Atal'Dazar

シナリオ

このダンジョンは、Horde側クエストラインの終盤パートをふまえないとストーリー的な背景がまったく分からないのでネタバレ解説しておくと、Zandalari帝国内部で預言者Zulによる裏切りと王位簒奪(クーデタ)が起こります。

ZulはRastakhan王を実力で廃位して帝国を乗っ取り、帝国そのものをOld God(オリジナルのOld Godではなく造られたOld GodsであるG'huun)に捧げることで、失われた帝国の覇権を取り戻そうとします。

これに対して、かろうじて生き延びたRastakhan王はプレーヤーたちの力を借りて再び勢力を結集し、Zulが拠点にしている王家の墳墓Atal'Dazarへ攻め込みます。

Rastakhan王は王家の守護精霊(loa)である恐竜Rezanを召喚してその場を制圧しようとしますが、Zulのblood魔術の罠にかかり、Rezanは倒されてゾンビとなってZulの支配下に置かれてしまいます。

Rezanを失った王はなす術もなく撤退し、再起をはかるために潜伏します。

5manダンジョンであるAtal'Dazarはストーリー的にはこの時点のものです。

3rdボスとして登場するのが、Zulによって乗っ取られゾンビ化したRezan。

ラスボスYazmaは、国政を支えるZanchuli Councilのメンバーの一人でありZulの片腕的存在で、Zulによるクーデタのさなか、帝国を守護する蜘蛛型loaであるShandraを殺してその力を得、自身が蜘蛛の姿へと進化しています。

Priestess Alun'za

主要ギミックはボスの自己回復。回復をいかに阻止するかという観点から戦う。

ボスはグループ全体に対してチャネリングをしてHPを吸収するが、この時に各自がダメージゾーンを踏んでデバフを受けることでボスへの回復が無効化される。

  • ダメージゾーンは1人が踏むと消滅するので、1人ずつ別々のものを踏むこと。
  • 1体のAddが沸くが、このAddはダメージゾーンに向けて移動し、ダメージゾーンを次々に消滅させていく。ダメージゾーンに到達する前に殺すこと。Addを放置しているとダメージゾーンがすべて消滅してボスの回復を阻止できなくなるという仕組み。このAddは中央の玉座の位置から沸くのでタンクは基本的に玉座の場所でボスをタンクするのが良い。Addにはstunやrootやsnareなど各種CCが通る。
  • 障害物として金色の玉がエリア内を移動しているが、触れると与ダメージ30%ダウンのデバフ(10秒間)を受けるのでdpsは気をつける。

Vol'kaal

エリア内に設置された3つのトーテムをほぼ同時に破壊することが必須(7秒間の猶予あり。7秒間以内に倒せなければトーテムはすべて復活)。トーテムを破壊しない限りボスにダメージが通らない。

  • ボスに対してインタラプト必須。グループ全体にDoTデバフを与えてくるので速攻中断させる。dpsがトーテム破壊作業中はインタラプトは基本的にタンクの仕事となるが、ボスは時々離れた場所へジャンプするので、遠距離インタラプトを持っているクラスはタンクをサポートすること。
  • トーテムを破壊するとボス戦。ボスはグループ全員の足元にダメージゾーンを設置し続けるので各自移動しながら戦う。長引くとエリア内がダメージゾーンで埋め尽くされてしまうdpsレース型戦闘。
  • この戦闘はグループ全体への継続的範囲攻撃が非常に大きい上にヒーラーも頻繁な移動を強いられるので、ヒーラーにとってはきつめの戦闘。トーテム破壊が失敗して戦闘が長引けば長引くほどマナも持たなくなる。全体ダメージを軽減するためにも、上記インタラプトは必須となる。

Rezan

視線=LoS(Line of Sight)切りの対策必須のボス。グループ全体へのFearはインタラプト不可能な代わりに視線を切れば食らわないので、5秒間の詠唱時間内に柱などの陰に隠れる。

  • 視線を切るだけのギミック対策なら余裕なのだが、いやらしいギミックが他に2種類用意されており、その一つが、エリア内に配置されている骨を踏むと移動速度ダウンのデバフを受ける上にAddsが沸くというもの。移動中には足元に気をつけること。
  • もう一つの最重要ギミックは、ボスはランダム対象に向けて追尾移動を始め、対象に接触すると捕捉して8秒間かけて大ダメージを与えるというもの。このダメージは非常に痛いので、万が一食らったプレーヤーはディフェンシヴ系クールダウンの使用必須。一応、捕捉されたプレーヤーに対してヒーラーがヒールをすることは可能だが、ヒールのみでカバーするのは困難と考えておいたほうがよい。ヒーラー自身もこの攻撃のターゲットになり得るので注意しておくこと。
    ボスから走って逃げる場合は骨トラップを踏まないように注意。トラップを踏むと移動速度ダウンの効果を受けるので捕捉されやすくなる上にAddsも沸く。
    ちなみに骨トラップの上をボスが通り過ぎてもAddsが沸く。
  • エリア内の中央部分はLoSを切りやすい障害物があるものの周囲に骨のトラップが大量に配置されているのであまり良い場所とは言えず、むしろ、エリア外周の角辺り(地面を水たまりが覆っている辺りは骨トラップの配置が少ない)がおすすめ。
  • さらにもう一点注意として、ボスの背後に立つと尻尾による攻撃(ノックバック付き)を食らうので、メレーdpsなどは特に気をつけること。

Yazma

主要ギミックはAdds召喚。タンク以外のグループメンバー全員の足元にAddsが沸き、それらはボスに向かって移動を始めるのでボスに到達する前に殺す。もしボスに到達するとグループ全体に対して、スタックするDoTデバフを与えてくるので、処理対策が必須となる。

  • ボスがAddsを召喚する直前に、タンク以外のグループメンバー全員の頭上にマークが表示される。マークが表示されたプレーヤーはすぐにボスから離れること。
    集合場所を事前に決めておくと、4体のAddsが同じ場所に沸くので処理がしやすいのでおすすめ。Addsはstunやrootやsnareなど各種CCが入る。
  • エリア内に紫色の小さい蜘蛛がうじゃうじゃいて接触するとダメージを受けるので回避する。この小さい蜘蛛は、時々ランダムで大きい蜘蛛に変化するが、大きい蜘蛛は小さい蜘蛛と違って、付近のプレーヤーに向かって追尾移動してくるので、距離をとって逃げて回避すること。数秒間たつと小さい蜘蛛に戻って追尾をやめる。
  • ボスに対してはインタラプト推奨。単体ダメージ+デバフ。

雑魚処理メモ:Atal'Dazar編

  • 入って左手方面、キャスタータイプのDazar'ai Augurに注意。通常時は単体スペルをスパムしてるだけなのでインタラプト不要だが、近くにメレータイプの雑魚Dazar'ai Juggernautがいると、それに向かってFiery Enchantのチャネリングを始める。これにより辺り一帯に炎のダメージゾーンが大量にまき散らされ大惨事となる。ダメージゾーンの展開が早い上に数も多いので急な回避が困難。この一帯でwipeするとしたらこれが原因であることが多い。瞬時に壊滅するのでヒールも間に合わない。このFiery Enchantのチャネリングはインタラプト可能だが、チャネリング開始すぐにダメージゾーンがまき散らされるので回避せざるを得ず、メレーよりもRangedクラスの方がインタラプトしやすい。
  • 同じく入って左側方面、大きな石造人形のDazar'ai Colossusに注意。これはパッシヴの特性を持っていて、周囲で雑魚が死ぬとHPが大幅回復し与ダメージアップのバフを得る。なので、この石造人形を最優先で単体撃破する必要がある。
    何も考えずに他雑魚と一緒にAoE攻撃で処理していると、大幅に攻撃力バフを得た石造人形がHP全快の状態で残り続けることになり、しかもこの石造人形はインタラプト不可能な単体チャネリング攻撃を持っているので、ヒールも追いつかず死者が出る可能性あり。
  • 入って右手方面(トーテムボス方面)、Zanchuli Witch-Doctorは、通常時の単体スペルはインタラプト不要だが、Unstable Hexはインタラプト推奨。食らったプレーヤーは5秒間スキル等使用不可能になり、5秒後に周囲に同じデバフをまき散らす。ヒーラーがこれを食らうと5秒間ヒールが行えなくなり危険なため、インタラプトすべき。解除可能(curse属性)。
  • 同じく入って右手方面(トーテムボス方面)、このあたりに2体組のShadowblade Stalkerがステルス状態で潜んでいる(ステルス状態から開幕スタンをやってくる)ので、AoE攻撃やhunterのスキルであぶり出し推奨。しかもこの2体組のrogueタイプは殴りが非常に痛く、特にVenomfang Strikeというスキルをタンクに対して使った時は要注意。100%の被ダメージアップのデバフ(8秒間)をタンクが受ける。ほんの一瞬でタンクのHPが削られ落ちるケースが何度かあった。poison属性のデバフなので対応できるクラスのヒーラーは解除可能だが、priestやshamanのヒーラーは解除できないので、タンク以外のプレーヤーもクレンズやスタン等でカバーするなど注意が必要。
  • 同じく入って右手方面のトーテムボスの直前にいるReanimated Honor Guardもかなり注意が必要で、この雑魚はトーテムとセットになっており、トーテムはこの雑魚をヒールし続けるので、まずトーテムを破壊する必要がある。トーテム破壊後、この雑魚はグループ全体に対して継続ダメージを与えるオーラをまとう。この範囲ダメージはかなり痛いので、これを止めるためにもこの雑魚は最優先で殺すこと。ただし、このメカニズムを逆手に取る戦法もあって、トーテムを破壊しない限り範囲攻撃は来ないので、あえてトーテムを破壊せずにこの雑魚をHP全快のまま放置しておき、他の雑魚を処理してからトーテム破壊してこの雑魚を殺すことも可能(というか、こちらの方がむしろ正攻法。トーテムを破壊せずに先に2体のキャスタータイプの雑魚を処理してからトーテムを壊す)。こういった戦法が必要になるほど、この雑魚の範囲攻撃は痛い。CCやステルスを使ってこの雑魚集団を倒さずスキップする人達も多いらしい。

 

09. The Underrot

シナリオ

Horde側ストーリーラインのうち、Nazmirエリアのシナリオに関わるダンジョンです。

Zandalari帝国の王女Talanjiは、北方湿原地帯Nazmirに本拠地を構えるBlood Trollの勢力が拡大し帝国の存続を脅かし始めていることを常日頃から危惧していましたが、父王に進言するもZulの助言以外はまともに聞き入れられません。

王女は自ら単身で行動に移ることを決断し、プレーヤーとともにNazmir地帯へ潜入します。

Blood Trollの軍勢と対峙するために王女とプレーヤーは、この地を守護するloaたちの力を借りるために奔走します。死を司るloaであるBwonsamdiをはじめ4体のloaと接触を図ります。

敵側の事情を探るにつれ、Blood Trollたちが信仰の対象とするG'huun(the Blood Godと彼らは呼ぶ)の脅威が浮かび上がって来ます。

このダンジョンは、地下に封印されているG'huunの影響による汚染がもっとも激しい一帯に位置しています。G'huunがラスボスとして登場するRaidダンジョンUldirのすぐ近くにあります。

Elder Leaxa

特にこれといった対処も不要なボスだが、基本は、ボスが分身を召喚したらまず分身を殺すことと、ボスがランダム対象の方を向いて詠唱を始めたら即座に回避する程度。

  • たまにメレーdpsに死者が出る原因として、ボスによるSanguine Feastという攻撃。これはボスがランダム対象に向かってジャンプ突進した後、2秒間の詠唱の後にボスのメレー範囲内に大ダメージを与えるというもの。食らうとほぼ即死級の痛さなのでヒールは間に合わないことが多かった。ボスの足元に血の池のエフェクトが出るので視覚的には分かりやすいので回避すること。

Cragmaw the Infested

このボスの主要ギミックとして、ボスが突進移動後、その場に大量にダニの幼虫をまき散らすが、この幼虫はそのまま放置されて8秒間が経過すると一斉にAddsとなって出現する。これに対する対策として、まき散らされたダニの幼虫の上を移動して(踏んで)殺し、Addsが大量に沸くのを阻止する。

ちなみにこのAddsは、すでにダンジョン内の雑魚として登場しているものと同じもので、タンクに対して非常に痛いDoTデバフを与えてくる上に、このAddsが死ぬときに爆発して周囲にかなり大きなダメージを与えてくる。まとめて殺すとグループ壊滅(タンクすら)することも十分に有り得る危険な雑魚。

なので、雑魚が沸いたら殺せばいいという発想は通用せず、いかにAddsを沸かせないようにするかという観点が重要になる。ギミック無視のごり押しが効かないボスなので、野良グループでのwipe率も高め。

  • 知っておくべき知識としてまず、ボスがたまに使うIndigestionという前方範囲攻撃は、範囲内のダニの幼虫をすべて殺す効果を持っているので、利用しないにしても一応意識しておく。タンクがこれを利用してダニの幼虫を殺そうと意図する場合もあるので、他のグループメンバーは基本的にタンクの近く・ボスの前には立たないこと。
  • ボスはランダム対象の方を向いてChargeというスキルを2秒間詠唱の後、突進をし、その時にダニの幼虫をまき散らす。タンクは壁に背を向けて壁際でボスをキープし、タンク以外のメンバー全員もできるだけ壁際寄りに立っておくと、ボスは壁に向かって突進し、まとまってダニをまき散らすので処理がしやすい。
  • さらにボスはエナジーバーが100パーセントになると、Tantrumというスキルを使用し、エリア内を一定時間、無軌道に走り回りダニの幼虫をあちこちにまき散らす。この時のボスの移動範囲はかなりの広範囲に及ぶので、エリア内の雑魚敵はボス戦前にすべて処理しておく必要がある。
    Tantrumの間、グループ全体がかなり大きなダメージを6秒間にわたって受けるので、ヒーラーは事前にクールダウン等の準備を。エナジーバーを確認しておけば予測がつくので対処はやりやすい。Tantrumの後、踏み損ねた幼虫からAddsが沸いて処理が必要になる場合もあるので早めに立て直しておく。

Sporecaller Zancha

このボスのギミックは、ボスがエリア内に配置するキノコの数に応じてボスの全体攻撃によるダメージの威力がアップするというもの(残存キノコの数だけデバフのスタック数が増えるので、DoTによるダメージが大きくなる)。対策として、ボスが全体攻撃を放つ前にできるだけキノコの数を減らしておく必要がある。

  • キノコを壊すためにはキノコの上を移動すればよいが、1個キノコを壊すと1スタックのデバフを受ける。これが基本となるが、他にもキノコを壊す方法が用意されている。
  • その一つが、ボスがタンクに向かって放つShockwaveという前方範囲攻撃。タンクはボスの位置・向きを調節することにより、自身がデバフを受けることなくキノコを処理することが可能となる。これはタンクが必ずやるべき仕事。
  • もう一つが、ボスがタンク以外のランダム対象2名に対して放つUpheavalという攻撃。この攻撃の対象となったプレーヤーの頭上にはマークがつき、6秒後にこのプレーヤーの足元に円形ゾーンが設置され、そのまた1秒後に円形ゾーン付近にあるキノコが全部破壊されるというもの。要するに、対象となったプレーヤーは、6秒以内にキノコの近くまで移動し、足元に円形ゾーンが出現したらすぐに(1秒以内に)円形ゾーンから脱出する(円形ゾーンの内部に立っているとダメージを受ける)。この攻撃を利用することにより、デバフを受けずにキノコを破壊することが可能となる。
  • 上記のこの2つのスキルだけでは大量のキノコをすべて一掃することは不可能なので、残りは各自が踏んで破壊すべき。このデバフはヒーラーが解除できるのである程度は踏んでも問題はない。(もちろん、ヒーラーの解除スペルはクールダウンがあるので、連続解除はできないため、キノコの踏み過ぎに注意)
    1人でキノコを壊してデバフを受けた方が、放置したまま全体攻撃を受けて5人全員がデバフを受けるよりもマシ。単純に計算して被害は5分の1で済む。
  • ちなみに、例えばパラディンのDivine Shieldのようなimmunity系スキルやそれに類似するスキルを持っている一部のクラスはダメージもデバフを受けることなくキノコを大量に破壊できるので、スキルを有効に活用するべき。
    Paladin、Rogue、Deathknight、Hunterの4クラスのみこれが可能となる。この4クラスはダメージもデバフもすべて無効化しつつ、キノコの上を移動することができる。MageのIce Blockはデバフ解除ができるのみ。
  • ボスのエナジーバーが100パーセントになると、ボスはFestering Harvestのスキルを放ち、グループ全体に大ダメージと、残存キノコの数と等しいスタック数のデバフを与えてくるので、ヒーラーはクールダウンの準備を。この攻撃は、キノコをある程度処理していてもかなり痛いので、ボスのエナジーバーは必ず確認して事前に備えておくこと。
  • また、ボスはキノコの胞子を飛ばす攻撃も持っており、大量の胞子がエリア内をそこそこ速く移動するので各自これを回避する必要がある。接触するとダメージ+デバフを1スタック受ける。

Unbound Abomination

このボスで重要となるのは、各自が受けるデバフのスタック数の管理(リセットが必要)と、足元のダメージゾーンのコントロール。それにAdds処理が加わる。

  • このボスのHPは特殊な扱いで、ボスに対する直接攻撃ではボスのHPは減らず、ボスを直接攻撃することでボスのエナジーが上昇し、エナジーバーが100パーセントになるとAddsが1体沸くのでそのAddsを殺すとボスのHPが一定値減少するというもの。要するに、ボスに対して一定のダメージを与えるとAddsが沸くのでそのAddsを6匹倒すとボスも倒せるという仕組み。ボスのHPバーが減らないからといってボスに対する攻撃をやめてはいけない。
  • ボスはグループ全体に対してDoTデバフを与えてくるが、これは放っておくとスタック数が蓄積する一方なので、受けるダメージが大きくなりすぎないようにリセットして解除する必要がある。
  • このデバフはヒーラーが解除可能だが、解除スキルのクールダウンの関係上、グループ全体のスタック数管理をヒーラー1人で行うのには限界があるし、その必要もない。
    このボス戦には一緒に戦ってくれているNPC(Titan Keeper)がいて、彼が定期的にランダム対象の味方1人の足元に光の円形ゾーンを設置し、その円形ゾーン内部に立っているプレーヤーのデバフのスタック数をリセットしてくれる。基本的に、各自これを利用してデバフの管理を行うべき。
  • 次にダメージゾーンのコントロールについて。ボスはランダム対象の方向に向けて複数のダメージゾーンを作り出す。比較的広範囲にわたってダメージゾーンをまき散らすので、各自は立ち位置に注意すること。
    このボス戦に関しては、上記の光の円形ゾーンに各自が集合する必要もあるため、グループ全体がボスのメレー距離内にまとまっているのが都合が良く、ヒーラーやRangedプレーヤーが離れたところにポツンと立っていると不都合が多い。一人が離れたところに立っているだけであっという間にエリア全体がダメージゾーンで埋め尽くされてしまうので、立ち位置には注意。ちなみに光の円形ゾーンは、デバフのスタック数をリセットする効果の他に、ダメージゾーンを消去する効果もあるので活用する。
  • さらに、殺せばボスへのダメージとなるAdds(名前はBlood Visage)とは別のAddsもいて、こちらはランダムプレーヤーに向かって追尾接近してきて接触すると爆発するので処理すること(こちらの名前はRotting Spore)。

雑魚処理メモ:Underrot編

 このダンジョンの雑魚に関しては、野良ではかなりwipe率が高い感じ。ダンジョン入ってすぐの一帯がすでに最大の野良キラー鬼門ゾーンとなっている。

  • ダンジョン入ってすぐ、左手側一帯に2ndボス戦にも登場する例の殺人ダニことUnderrot Tickの群れがいるので、基本的にこの群れはスルー推奨。とはいえ、野良グループだと高確率で誰かがうっかり釣るので、普通に処理した方がマシな場合もある。ダニは死亡時に爆発して近距離に大ダメージを与えるのでメレーはCD使って耐えるか、素直に距離を取ること。もしくは一度にすべて殺さず、順番に1匹ずつ殺してヒーラーがヒールする猶予を与えること。
  • ダンジョン入ってすぐ、右手側にいるのが芋虫っぽい1匹のFetid Maggot。これはランダム対象の方を向いてブレスを放ってくるので、ちゃんと移動回避。食らうとけっこう痛い。
  • その先、道が右と左の二手に分かれているが、右に進むと若干ショートカットになる代わりにプラットフォーム上の雑魚の構成が高難易度になり野良だとかなりwipe率高いので、おとなしく左に進んだ方が結果的に早く進めたりする。現時点の装備では左に進んだ方がよさそう。
    →道が左右の二手に分かれているが、左右のプラットフォーム上の雑魚編成は毎回(週替わり?)違うらしい。大量の雑魚が配置されているプラットフォームとそうでないプラットフォーム、どちらに行くべきか、事前に目視で確認して見極めてから進むべし。
  • Chosen Blood Matronという阿修羅っぽい女性モンスターのSavage Cleaveに注意。ランダム対象に向かってチャージ突進してきた後、その場で前方範囲攻撃をする。食らうと強烈なDoTも残り非常に痛い。
  • Devout Blood Priestは付近の雑魚に対してGift of G'huunのバフをかける。これは与ダメージ+100%に加えてHPが0になっても死なないというものなので、ディスペルで対応。インタラプトはDark Reconstitutionというヒールの方を優先で。
  • Befouled Spiritというでっかい人面モンスターは、Harrowing Despairという2秒間キャストの全体攻撃のインタラプトが必須。さらに、Dark Omenというランダム対象に対するチャネリングはインタラプト不可能なのでヒールで対応すべきところ、これは周囲のプレーヤーにもダメージを与えるので、メレーは特に注意。複数のプレーヤーが同時に食らうとヒールではカバーできないレベルの痛さ。
  • 2ndボス前周辺にいるDiseased Lasherという草型の雑魚は注意が必要。ランダム対象に対するDecaying Mindという2秒間キャストのデバフ(disease属性)はインタラプト必須。このデバフを受けたプレーヤーは30秒間スタンを食らう。このデバフは一定量のヒールを吸収するので、ある程度ヒールをスパムすれば解除することができる。diseaseを解除できないヒーラーはヒールして対応すること。万が一ヒーラーが食らうと大変なことになる。
  • 2ndボスを倒した後の道中にいるReanimated Guardianという骨の戦士。ボーンシールドはインタラプトかディスペルで対応できるが、ヒーラー視点では問題はそこではなく、この雑魚は素の殴りがかなり痛いので(個体数も多い)、タンクは要注意で。ヒールをスパムしてもまったく追いつかずタンクが落ちることも多い(FatbossTVのガイドにもこの点はちゃんと特記されていた)。
  • 同じく2ndボス後の道中にいるBloodsworn Defilerというキャスタータイプの雑魚も要注意。Withering Curseというグループ全体に対するチャネリングは、与ダメージ-10%、被ダメージ+10%のデバフを与えてくる。しかもこのデバフはスタックする。それに加えて、この雑魚はShadow Bolt Volley という全体攻撃も詠唱してくる。また、Spirit Drain Totemというトーテムを召喚してくるので、このトーテムを速攻破壊しなければ全体ダメージ+スタン。インタラプトができていないと、被ダメージアップのデバフをグループ全体が受けた状態で全体攻撃を食らうことになり、一瞬でグループが壊滅したこともあった。デバフと全体攻撃のコンボに注意。
  • Grotesque Horrorという、地面上のモヤモヤに接近するといきなり出現するワーム型の雑魚に関しては、Death Boltという全体攻撃を連続で詠唱してくるが、これがかなり痛いので、インタラプト必須。スタンも入る。この雑魚が一度に2体絡んでDeath Bolt連発されるとwipe確定。ヒールでカバーはできない。なので、この付近はうっかりモヤモヤに近づかないように各自要注意で。
  • 上記モンスターのモヤモヤが配置されているエリアにいるFaceless Corruptorにも注意。この雑魚はMaddening Gazeという前方コーン状の範囲攻撃を行ってくるが、その範囲内に立っているプレーヤーはダメージに加えてfearも食らう。fearを食らったプレーヤーがモヤモヤに突進して行ってワームが沸いて大惨事壊滅という光景は野良では日常茶飯事なので、タンクはこの雑魚をグループメンバーのいる方向に向けないこと。他グループメンバーもこの雑魚の前方には立たないように注意。